Kawaii Physics Settings Multiplier
この機能はまだ正式リリースされていません。KawaiiPhysics v1.22でリリース予定です。開発中のため仕様が変更される場合があります。
概要
Sequencerで、会話中は髪の揺れを落ち着かせ、アクション中は動きを残す、といった区間ごとの調整ができます。基準の物理設定を直接変更する方法では、区間ごとの値と終了時の復元を管理する必要があります。
設定倍率トラックは、ベース設定を残したまま、Sequencer上で倍率と適用率を記録します。キャラクターの通常の揺れを作った後、ショットの時間に合わせて表現を調整したいアーティストに役立ちます。
チャンネルと制約
Damping、Stiffness、WorldDampingLocation、WorldDampingRotation、Radius、LimitAngleとWeightを記録できます。ノード全体のAlphaを直接変更するトラックではありません。Radius・LimitAngle等の境界条件はSettings Multiplierを参照してください。
トラックと対象
新しいKawaiiPhysicsSequencerモジュールの UMovieSceneKawaiiPhysicsSettingsMultiplierTrack と UMovieSceneKawaiiPhysicsSettingsMultiplierSection を使います。
| トラック | 対象・条件 |
|---|---|
| Kawaii Physics Settings Multiplier | バインドされたSkeletalMeshComponent、またはActorに含まれるSkeletalMeshComponent |
| Kawaii Physics Settings Multiplier (All) | Game/PIE/Editorの再生World内を走査。Filter Tags必須、空なら無効 |
Actorバインドは子Actorファミリー全体を対象にしません。Allの探索キャッシュは0.5秒再利用され、生成・破棄直後の変化が即時とは限りません。
セクションの作成
以下はStiffnessを変更する設定例です。
- 対象をバインドしたLevel Sequenceを開きます。
- 対象バインドへ
Kawaii Physics Settings Multiplierトラックを追加します。 Stiffnessの倍率を0.5にします。他の倍率は1にします。Weightを1にします。- 再生し、セクションの前・中・後を比べます。
新規セクションの長さは1秒です。Level Sequence内で効果を入れる区間に合わせて範囲を変更します。
終了と復帰
区間外へのスクラブ・停止・削除で効果が解除され、終了時の戻り方にはBlendOutTimeOnEndを使います。セクションはRestore Stateを使い、Keep Stateへ変更できません。倍率の時刻評価は物理シミュレーションの巻き戻し・再現性を保証しません。
Stiff・Loose・Freeze
セクションメニューの Apply Preset にはStiff、Loose、Freezeがあります。最初の比較には使えますが、Freezeは高い減衰・Stiffnessのプリセット名で、シミュレーション停止ではありません。
プリセットの値と変更範囲
| プリセット | Damping | Stiffness | 残り4項目 |
|---|---|---|---|
| Stiff | 1.5 | 2.0 | 1 |
| Loose | 0.7 | 0.5 | 1 |
| Freeze | 10 | 10 | 1 |
Reset Scale to 1.0とApply Presetは6つのScaleチャンネルの全キーを削除します。Weight、Filter Tags、終了フェードは変えません。Freezeは停止APIではありません。
セクション表示
セクションは倍率要約とタグを表示します。実行中の登録情報があれば (N nodes) または (no match) を加えます。Allの空フィルタは [Filter Tags required] です。Nはリクエストをキューしたノード数で、そのフレームの物理評価完了を示すものではありません。
Settings Multiplier · アニメーションNotify
関連するUE公式ドキュメント
- Sequencerエディタ — Level Sequenceとタイムラインの基本操作を確認できます。独自倍率トラックの仕様はこのサイトを参照してください。 (UE 5.8)