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公式サンプルを動かす

公式サンプルで髪や服の物理挙動を試せます。初めて動かす場合は安定版v1.21.0を選んでください。未リリース機能を試す場合は開発版の master を選びます。

警告

v1.22は未リリースです。 master は開発中の内容を含み、安定リリースではありません。動作確認には公開済みの v1.21.0 を使ってください。

サンプルの中身​

KawaiiPhysics リポジトリ のトップ階層は以下の構成です。

KawaiiPhysics/
├── Config/
├── Content/
│ └── KawaiiPhysicsSample/
│ ├── L_KawaiiPhysicsSample.umap ← サンプルレベル(デモ用マップ)
│ ├── Model/
│ ├── Samples/
│ └── Other/
├── Plugins/
│ └── KawaiiPhysics/ ← プラグイン本体(C++ソース)
└── KawaiiPhysicsSample.uproject ← このプロジェクトファイルを開く
項目内容
プロジェクトファイルKawaiiPhysicsSample.uproject
サンプルレベルContent/KawaiiPhysicsSample/L_KawaiiPhysicsSample
v1.21.0プラグインの対応UEバージョン5.3〜5.8(詳しくは対応表を参照)

この表はプラグインの対応範囲です。サンプルのアセットやレベルが、別のUEバージョンで開けることを保証するものではありません。

備考

リポジトリに含まれる Plugins/KawaiiPhysics は C++ソースコード です。そのままプロジェクトを開くにはプラグインのビルドが必要になります。ビルド環境がない場合は、後述のビルド環境がない人向けの手順でプリコンパイル版に差し替えてください。

サンプルプロジェクトの入手​

安定版v1.21.0(推奨)​

公開済みのサンプルを使う場合は、タグ 20260624-v1.21.0 を指定して入手します。このバージョンの KawaiiPhysicsSample.uproject はUE 5.3に設定されています。

git clone --branch 20260624-v1.21.0 --depth 1 https://github.com/pafuhana1213/KawaiiPhysics.git

プラグイン自体はUE 5.3〜5.8に対応します。C++ソースからビルドする場合は、使用するUEバージョンのビルド環境を用意してください。ビルド環境がない場合は、GitHub Releasesから使用するUEバージョン向けのプリコンパイル版を選びます。

開発版 master(開発中の機能を試す場合)​

master はUE 5.8に設定され、KawaiiPhysicsSample.uproject で ModelContextProtocol、EditorToolset、SlateInspectorToolset が有効です。開発版は 方法A でソースからビルドしてください。方法Bの公開済みプリコンパイル版は、master の開発中コンテンツと互換性がない可能性があります。プラグインの対応UE一覧だけでサンプルが起動すると判断しないでください。

git clone --branch master --depth 1 https://github.com/pafuhana1213/KawaiiPhysics.git
ヒント

入手したバージョンのプロジェクト設定で指定されたUEを使って開いてください。以下の方法Aまたは方法Bから、入手したバージョンに合う手順を選びます。


方法A: ビルド環境がある人(Visual Studio + C++)​

Visual Studio など、UEのC++をビルドできる環境がある場合は、ソースのまま開けます。

注記

事前に Visual Studio(C++によるゲーム開発 ワークロード) など、お使いのUEバージョンに対応したビルド環境を用意してください。セットアップ方法は公式ドキュメントを参照してください。

手順​

  1. (任意)KawaiiPhysicsSample.uproject を右クリックし、Generate Visual Studio project files を実行
  2. KawaiiPhysicsSample.uproject をダブルクリック
  3. 「モジュールが見つかりません。リビルドしますか?」というダイアログが出たら はい を選択
  4. プラグインのコンパイルが走り、完了するとエディタが起動します

ビルドが通れば、入手したバージョンのソースコードを使ってサンプルを試せます。プラグインを改造して挙動を試したい場合もこの方法がおすすめです。

そのまま サンプルレベルを開いて再生する に進んでください。


方法B: ビルド環境がない人(Release/Fabのプリコンパイル版を使う)​

以下は安定版v1.21.0のサンプル向けの手順です。C++のビルド環境がない場合は、プリコンパイル済み(ビルド済み)のプラグイン を使ってサンプルを開きます。GitHub Release版とFab版のどちらかを選べます。

警告

プリコンパイル版は UEのバージョンごとに別物 です。必ずお使いのUEバージョンと一致するものを使ってください。

方法B-1: GitHub Releaseのプリコンパイル版に差し替える​

GitHub Releaseには、UEバージョンごとのビルド済みプラグインが配布されています。安定版サンプルのプラグインを、対応するビルドへ差し替えます。

  1. v1.21.0リリース から、使用するUEバージョンに対応したzipをダウンロード (例: UE5.6なら KawaiiPhysics_5.6_1.21.0.zip)
  2. zipを展開すると、Binaries フォルダを含む KawaiiPhysics フォルダが得られます
  3. 入手したサンプルプロジェクトの Plugins/KawaiiPhysics フォルダを 丸ごと削除
  4. 代わりに、展開したプリコンパイル版の KawaiiPhysics フォルダを Plugins/ に配置
KawaiiPhysicsSample/
└── Plugins/
└── KawaiiPhysics/ ← ソース版を削除し、プリコンパイル版に置き換える
├── Binaries/ ← ビルド済みバイナリが入っている
├── Content/
└── KawaiiPhysics.uplugin
  1. KawaiiPhysicsSample.uproject をダブルクリックし、対応するUEバージョンで開く → ビルドなしでエディタが起動します

方法B-2: Fab版(エンジンにインストール済みのプラグイン)を使う​

Fab からエンジンにKawaiiPhysicsをインストール済みの場合は、プロジェクト側のソースプラグインを取り除くだけで、エンジンにインストールされたプリコンパイル版が使われます。

  1. Epic Games Launcherから、お使いのUEバージョンにKawaiiPhysics(Fab版)をインストール済みであることを確認
  2. 入手したサンプルプロジェクトの Plugins/KawaiiPhysics フォルダを 丸ごと削除
  3. KawaiiPhysicsSample.uproject をダブルクリックし、対応するUEバージョンで開く → プロジェクト内にプラグインが無くなることで、エンジン側のFab版が読み込まれ、ビルドなしで起動します
注記

方法B-2でプロジェクトの Plugins/KawaiiPhysics を残したままにすると、UEはプロジェクト側のソースプラグインを優先してビルドしようとします。必ずフォルダごと削除してください。

そのまま サンプルレベルを開いて再生する に進んでください。


サンプルレベルを開いて再生する​

プロジェクトが起動したら、デモを確認します。

  1. Content Browser で Content/KawaiiPhysicsSample/ を開く
  2. L_KawaiiPhysicsSample をダブルクリックしてレベルを開く
  3. ツールバーの Play(プレイ)または Simulate(シミュレート)を実行
  4. サンプルキャラクターの髪や服が揺れる様子を確認できます
ヒント

キャラクターを移動・回転させると、慣性で揺れものが大きく動きます。Animation Blueprintを開いてKawaiiPhysicsノードのパラメータを変更し、挙動の違いを試してみてください。

よくあるトラブル​

バージョンの不一致に注意​

プラグインの対応UEバージョンだけでは、サンプルが起動するかどうかは判断できません。プロジェクト設定で指定されたUEバージョンを使って開いてください。 プリコンパイル版を使う場合は、そのビルドのUEバージョンも一致させます。別のUEバージョンでの起動やアセット変換を試す必要がある場合は、バックアップしたコピーで行い、結果を検証してください。

「このプロジェクトはリビルドが必要です」と出てエディタが起動しない​

Plugins/KawaiiPhysics がソースコードのまま(ビルド未実施)の状態です。

  • ビルド環境がある → 方法A でリビルドを許可する
  • ビルド環境がない → 方法B でプリコンパイル版に差し替える

プラグインが2つ読み込まれて競合する​

エンジン(Fab版)とプロジェクト(Plugins/KawaiiPhysics)の両方にプラグインがあると競合します。どちらか一方だけにしてください(方法B-2参照)。

次のステップ​

開発版のテーマ別展示はFeature Samplesを参照してください。